一瞬で歌が上手くなる方法4選!今すぐ家でできるトレーニングも紹介
上達への近道
2024/05/16
「歌が上手くなるにはどうしたらいいの?」
「歌がすぐに上手くなる方法が知りたい!」
思うように歌が上達しないと、このように考える人もいるのではないでしょうか。
カラオケの場で実践することで、すぐに歌が上手くなる4つの方法があります。ほんの少し意識するだけで効果がみられるので、ぜひ試してみましょう。
この記事では、一瞬で歌が上手くなる方法と、今すぐ家でできるトレーニングを紹介します。今よりも歌が上手くなりたい人は、参考にしてみてください。
一瞬で歌が上手くなる方法4選
一瞬で歌が上手くなる方法と聞くと、「本当にそんな方法があるの?」と思う人もいるかもしれません。
正しくは「歌が上手く聞こえる裏ワザ」と捉えていただくとよいと思います!
以下の4つの方法は、どれもすぐに実践できるものばかりです。
- 声を鼻のあたりで響かせるように歌う
- マイクの持ち方に気をつける
- 唇の使い方を工夫する
- 語尾を伸ばしすぎない
これらを意識することで声が出しやすくなり、上手に歌えるようになるでしょう。
1. 声を鼻のあたりで響かせるように歌う
声を鼻のあたりで響かせるようにして歌うと、声を張らなくても通る声となります。
頑張らなくてよいので喉への負担も軽減されますし、カラオケのマイクにも乗りやすくなります。
またスマホなどの録音機能を使った撮影をする人もいるでしょう。その際も、輪郭がはっきりした声で収録できるので、SNSへの投稿を考えている人にもおすすめです。
次の3つの方法で練習すれば徐々にコツをつかめます。
- 舌の奥の方を上げ、鼻歌を歌う
- 鼻歌の音を変化させる
- 鼻の響きをキープさせたまま普通の声に戻す
鼻歌は、鼻のあたりで声を響かせるイメージをつかむのにおすすめの方法です。ポイントを以下の表にまとめました。
方法 | ポイント |
鼻歌を歌う |
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鼻歌の音を変化させる |
|
鼻の響きをキープさせたまま普通の声に戻す |
|
2.マイクの持ち方に気をつける
誰でも簡単にできることとしておすすめなのがマイクの持ち方です。マイクの持ち方に気をつけることで歌声がマイクにしっかりと入ります。ポイントは以下の3つです。
- マイクの真ん中を持つ
- 口の正面にマイクが来るように持つ
- 口とマイクの距離は指2~4本分を保つ
通常、マイクは「マイク部(ヘッドケースと呼んだりします)」と「持つ部分」に分かれています。
「マイク部」を包み込むように持つと、声がこもって聞こえたり、うまく入らなかったりします。(それを敢えて狙って持つ方もいらっしゃいます)
マイクがきちんと音を拾えれば無理に大きな声を出す必要もなく、喉への負担軽減にもつながります。
慣れるまでは、鏡を見て持ち方を確認するのもおすすめです。声の響く方向にマイクの先端が来るようにしましょう。
3.唇の使い方を工夫する
歌を歌うときに唇の使い方を工夫することも大切です。
意外かもしれませんが、歌が上手な人は唇をしっかり使えていることが多いのです。
特に小さな声を出す際には、唇と歯を離すことで、揺れない声を演出できます。
また、唇を効果的に使うことで口腔内のスペースが確保され、響き豊かな声が作られます。
簡単な工夫ですが、すぐに声に変化が感じられるのでおすすめです。
4.語尾を伸ばしすぎない
語尾を伸ばしすぎないよう意識することも、歌が上手くなる方法の一つです。
これも単純なことではありますが、歌が上手な人は「間の作り方が上手」です。
特にフレーズの最後の音において、音程や音量が安定していないと不安な印象になってしまいます。
ビブラートなどで上手に聞かせる方法もありますが、選択肢の一つとして「潔く短く切ってみる」というのは、上手に聞こえる一工夫です。
そもそも歌が上手いとは?
そもそも「歌が上手い」とはどのようなことを指すのでしょうか。
一般的に歌が上手いといわれる人は、以下の3つの要素を満たしています。
- 音程が正確である
- リズム感がある
- 声量をコントロールできる
当たり前のように思うかもしれませんが、上記がきちんとできないと上手く歌うのは難しいでしょう。
音程が正確である
歌が上手い人は、音程が正確でブレません。「ドレミファソラシド」の音程が一つひとつ正確で、自信を持って音を出せるのも特徴だといえます。音程に自信がないと、探りながら歌ってしまうため、次の音に追いつけなくなってしまうこともあるでしょう。
歌を歌うときにはさまざまなテクニックがありますが、それらを使いこなすにはまず音程が正確である必要があります。繰り返し練習すれば、正確な音程が出せるようになります。
カラオケの採点機能では曲の音程が表示されているため、これを用いて練習するのもおすすめです。
リズム感がある
リズム感の有無も、歌を上手に歌うためには欠かせません。リズム感とは、音の長さを正しくとらえることです。
リズム感がないとタイミングが合わなくなります。そのため、ビブラートやしゃくりなどを用いた際に次の音に間に合わないといったことが起きる可能性があります。テンポの速い曲を遅れることなく上手に歌うためには、リズム感がポイントです。
リズム感もカラオケの採点機能で表示されるので、ぜひ練習してみましょう。
声量をコントロールできる
「声量がある=歌が上手い」と思っている人も少なくないのではないでしょうか。しかし、ただ単に大きな声で歌えばよいというわけではありません。
歌うときに大切なのは、声量をコントロールすることです。小さな声と大きな声を使い分け、曲によってはささやくような歌声を取り入れるのも効果的です。
歌声に強弱をつけると、表現の幅が広がります。また、歌詞の一文字一文字で声量をコントロールできるようになると、より表情豊かな歌唱へとつながるでしょう。
家でできる!歌が上手くなるトレーニング
すぐに実践できる方法を紹介してきましたが、歌が上手くなりたいならやはり継続したトレーニングが欠かせません。ここでは、家でできる2つのトレーニングを紹介します。
- 好きな曲を完コピする
- 歌声を録音して聞いてみる
それぞれ見ていきましょう。
好きな曲を完コピする
まず、好きな曲を完コピしてみましょう。曲のジャンルは問いませんが、できれば自分の好きな曲がおすすめです。
その曲を歌っている歌手のテクニックはもちろん、癖なども真似しましょう。たとえば、息づかいや声量、口の開け方、声の響かせ方などです。
「完コピするなんてただのものまねじゃないの?」「自分の個性は出さなくていいの?」と思うかもしれませんが、このトレーニングをすることでさまざまな気づきが得られます。なんとなく曲を聞いているだけでは気づけないテクニックに気づけることもあるので、ぜひ試してみてください。
なお、効果的に歌が上手くなる練習をするには、関連記事「歌が上手くなる方法とは?プロが考える最も効果が高い練習法を解説!」もあわせてご覧ください。
歌声を録音して聞いてみる
自分の歌声や歌っているときの癖などを把握するために、録音して聞いてみましょう。ほかの人に自分の声がどのように聞こえているかを知ることは、上手に歌うための最初のステップだといえます。
目指している歌い方はできているか、音程やリズムは合っているかなどを客観的にチェックしましょう。気になったところがあれば修正し、再度録音して聞き、さらに分析します。
この作業を繰り返しおこなうことで、徐々に上達していくでしょう。
カラオケでの選曲のコツ
上手に歌うためには選曲も重要なポイントとなります。
カラオケで曲を選ぶときには、以下のことを意識しましょう。
- 自分の音域に合った曲を選ぶ
- 音程があまり変化しない曲を選ぶ
それぞれ見ていきましょう。
自分の音域に合った曲を選ぶ
「自分が歌いたい曲」よりも、「自分の音域に合った曲」を選ぶことも大切です。音域に合った曲とは、つまり高すぎず低すぎない曲です。
音域に合わない曲は、苦しそうに聞こえたり声が裏返ったりしてしまう可能性があります。どのような曲が自分に合っているのか、カラオケに行く前に調べておくとよいでしょう。
もし、自分の音域がわからない場合には、カラオケの採点機能で分析してくれる機種もあるので試してみてください。スマートフォンのアプリでも、同様の機能がついたものもあります。
音程があまり変化しない曲を選ぶ
音程があまり変化しない曲は、初心者でも歌いやすいのでおすすめです。音域の幅が広い・低いキーから一気に高いキーにいく・音階を行き来するような曲は避けましょう。
音域が比較的狭い曲を以下にまとめました。
【男性編】
- HELLO/福山雅治
- 明日があるさ/ウルフルズ
- 少年時代/井上陽水
- さくら/ケツメイシ
- 空も飛べるはず/スピッツ
- 世界に一つだけの花/SMAP
- 硝子の少年/KinKi Kids
- 島唄/THE BOOM
- 小さな恋のうた/モンゴル800
- 歌うたいのバラッド/斉藤和義
【女性編】
- マリーゴールド/あいみょん
- ありがとう/いきものがかり
- TOMORROW/岡本真夜
- プラネタリウム/大塚愛
- ヘビーローテーション/AKB48
- ハナミズキ/一青窈
- 空と君のあいだに/中島みゆき
- フレンズ/レベッカ
- 恋に落ちて/小林明子
- タッチ/岩崎良美
カラオケは、一緒に行くメンバーでも選曲が変わってくるでしょう。上記を参考に練習してみてください。
本気で歌が上手くなりたいならボイトレ教室がおすすめ
一瞬で歌が上手くなる4つの方法と、家でできるトレーニングについて解説しました。
声の響かせ方やマイクの持ち方、姿勢などを改善することによって、声が出しやすくなります。カラオケの場ですぐに実践できることを試すだけでも、歌が上手いという印象を与えることは可能でしょう。
しかし、本気で歌が上手くなりたいなら、継続的なトレーニングが欠かせません。今回紹介した家でできるトレーニングをおこない、歌唱力アップに努めましょう。もし、「一人で練習してもなかなか上手くならない……」というときには、ボイトレ教室に通うのもおすすめです。
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