カラオケで点数を上げるには?高得点を出すコツとおすすめ曲を紹介!
カラオケ
2024/03/08
カラオケは、友達や家族と楽しめる娯楽として人気があります。しかし、「カラオケでなかなか高得点が出ない……」「カラオケで点数を取りやすい曲はあるの?」といった悩みや疑問をお持ちの方もいるでしょう。
カラオケの点数は、歌唱力だけでなく、曲の選び方やマイクの使い方などにも影響されます。また、機種によっても評価の基準などは変わってきます。
今回は、カラオケで点数を上げるコツと、高得点を目指すときにおすすめの曲を男女別で紹介します。カラオケで自信を持って歌えるようになりたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
カラオケの点数の基準は?
カラオケの点数の基準は、機種によって異なりますが、一般的には音程・表現力・安定感などが評価されます。カラオケの点数は、自分の歌唱力の指標として参考にできます。しかし、点数にこだわりすぎると、カラオケの楽しさが失われることもあるでしょう。
カラオケは点数だけでなく、好きな曲を歌って楽しむことも大切です。そのためには、まず「音程」「表現力」「安定感」の3つを意識しましょう。
音程
音程の正確さは、カラオケの点数に大きく影響します。カラオケの採点システムでは、事前に設定されたガイドメロディにどれだけ一致しているかを測定しています。
音程の点数は、カラオケの総合点数の中で大きなウエイトを占めているため、音程を外すと減点対象となってしまうのです。つまり、音程の点数を上げることは、カラオケで高得点を狙うために重要な要素だといえるでしょう。
おすすめは、ガイドメロディに合わせて歌うことです。原曲のキーが自分に合っていないと音程を外しやすくなるため、注意しましょう。なかなか音程が合わないときは、キーを変えたり、テンポを遅くしたりするのも一つの方法です。
表現力
カラオケの点数で表現力を上げるには、ビブラート・こぶし・しゃくり・フォール・抑揚などを意識しましょう。ビブラートは声を伸ばすときに音を上下に震わせることで、高得点につながりやすいといわれています。
こぶしは演歌やR&B(リズム・アンド・ブルース)などでよく使われる歌唱テクニックで、瞬間的に音を上下に揺らします。しゃくりは素早く低い音から高い音にすること、フォールは素早く高い音から低い音に滑らかに下げることです。抑揚は、簡単にいうとメリハリです。音量やアクセントを工夫するなど、単調にならないように盛り上がりを意識して歌いましょう。
ただし、これらのテクニックを頻繁に使うと、安定した歌唱が難しくなることもあります。リズムや音程を外さないように注意が必要です。
安定感
カラオケでの安定感とは、音程の正確さはもちろん、発声やテンポなども含まれます。発声が安定していなかったり、テンポが合っていなかったりすると、音程が正確でも高得点にはつながりません。
また、声量の安定感もポイントです。声が小さすぎると、点数が伸びづらくなります。
安定感をもって歌うには、マイクの使い方を工夫することも大切です。口から離れすぎたり、近づけすぎたりしない様、一定の距離を保つよう意識しましょう。
また、腹式呼吸も重要なポイントです。発声するときには、喉からではなくお腹から出すように意識し、しっかりと腹筋を使って歌うと安定しやすくなります。
カラオケの平均点は?何点からが上手い?
カラオケの平均点は、約83点とされています(DAM「精密採点DX-G」の場合)。この機種では、音程・表現力・ロングトーン・ビブラート・安定性・リズム・声域で採点されます。
カラオケの点数で「上手い」とされる基準は、曲の難易度や個人の感性などにもよりますが、一般的には90点以上とされます。90点以上をとるには、音程の一致率が高く、表現力が豊かで、安定した歌声が必要です。
カラオケの点数を上げるためには、自分のキーに合わせて歌うことや、伴奏をしっかりと聞くこと、そして練習を重ねることが大切です。
DAMとJOYSOUNDの違いは?
DAMとJOYSOUNDは人気のあるカラオケ機種で、それぞれに特徴があります。
- DAM:原曲に忠実な音質や本人映像の多さ、精密な採点機能など
- JOYSOUND:楽曲数の多さ、ボーカルエフェクトなど
カラオケの点数としては、DAMのほうが細かく項目が設定されていることから、厳しい採点だといわれています。一方JOYSOUNDは、カラオケ以外のコンテンツも充実しているのが特徴です。
DAMの「精密採点DX-G」は、歌唱技法のカウントやボーナス加点の機能を搭載しており、歌唱力をグラフ化したチャートで分析結果からアドバイスしてくれます。JOYSOUNDの「分析採点マスター」は、歌唱力を徹底的に分析し、細かい分析に基づいてアドバイスしてくれます。
どちらがおすすめかは、それぞれの好みなどによっても異なります。自分に合ったカラオケ機種を選びましょう。
カラオケで高得点を出すコツ
カラオケで高得点を出すには、以下の5つのことを意識して歌いましょう。
- 音程を外さない
- しっかり声を出して歌う
- ビブラートを使う
- しゃくりを入れる
- 原曲に合わせて息継ぎする
それぞれ詳しく見ていきましょう。
音程を外さない
カラオケで高得点を出すには、まずは正確な音程で歌うことです。DAMでもJOYSOUNDでも音程の配分が大きくなっていることから、音程を外すと減点対象となってしまいます。
音程をしっかりと覚えて、ガイドメロディの音程バーに合わせて歌えるように練習しましょう。
また、カラオケで点数を伸ばすためには、曲選びも重要なポイントです。音程の上下が少ない構成の曲だと、音を外しにくくなります。
自分の発声できる声域に合っていない場合は、キーチェンジすることもポイントです。
しっかり声を出して歌う
声量も高得点を狙うポイントの一つです。音程が正しくても、声が小さすぎると点数は伸びません。また、マイクの持ち方や距離にも注意しましょう。マイクを指で覆うように持ってしまうと、きちんと声が届かないこともあります。
マイクと口との距離が一定となるよう工夫して持ちましょう。
さらに、抑揚をつけるのもおすすめです。1曲のなかで展開に合わせて声の強弱をつけることで、歌にメリハリが出ます。
ビブラートを使う
ビブラートは、声を揺らすテクニックのことです。ビブラートは、カラオケの採点で加点対象になるほか、「歌が上手い」という印象にもつながります。
ビブラートの出し方は、主に以下の3種類です。
- 喉を使う
- 顎や口を使う
- 横隔膜を使う
どのビブラートが良いかは好みの問題ともいえますが、憧れのアーティストに近づきたいなら、どんなビブラートを使っているか調べて真似してみてください。
複数種類のビブラートを使い分けられるようになると、表現の幅が広がるでしょう。
しゃくりを入れる
しゃくりとは、強調したい部分で素早く低音から高音を出すテクニックのことです。一般的には、半音〜一音程度下げたところからスタートし、そのあと本来の音程に戻すようなイメージです。
なかには、意識的に取り入れていないのに、採点上でしゃくりがカウントされているケースもあります。この場合は、音程が不安定であることが考えられるため、自分の歌唱を見直してみるとよいでしょう。
またしゃくりが癖となっており、無意識に使用してしまっていることがあります。
カラオケの採点にはさまざまな加点対象がありますが、しゃくりは比較的簡単に取り入れられるテクニックの一つです。ぜひ試してみましょう。
原曲に合わせて息継ぎする
カラオケで高得点を出したいなら、息継ぎも重要です。息継ぎのタイミングは、原曲に合わせましょう。
息継ぎがタイミングよくおこなえると、全体的なリズムのよさにもつながります。特にテンポが速くなってしまいがちな方は、息継ぎを意識してみるのがおすすめです。
【男女別】カラオケで点数が出やすいおすすめ曲
カラオケで点数を出すには、以下のポイントを押さえて曲を選ぶことが大切です。
- 音程が自分に合っている
- 音程の幅が狭い
- メロディのリズムが一定している(起伏が少ない)
キーが自分に合っていて音程の幅が狭い曲、またリズムが比較的ゆっくりで一定している曲だと、高得点を狙いやすいでしょう。
点数が出やすい曲~男性編~
カラオケで点数を伸ばしたい男性におすすめの曲は、以下のとおりです。
- 桜坂/福山雅治
- 今宵の月のように/エレファントカシマシ
- 海の声/桐谷健太
- SUN/星野源
- 道/EXILE
それぞれ簡単に解説します。
桜坂/福山雅治
ゆっくりとしたテンポで息継ぎもしやすく、サビも変わらないため難易度は低めです。高音部分も比較的低いため、声の低い男性でも歌いやすいでしょう。
今宵の月のように/エレファントカシマシ
ゆっくりとしたテンポで、サビに向かって抑揚をつけやすい特徴があります。音程を外さないように注意が必要ですが、ハスキーな声の男性にもおすすめの1曲です。
海の声/桐谷健太
音程の上下が少なく、テンポがゆっくりで歌いやすい曲です。発声や息継ぎがしやすい歌詞と、全体的に抑揚をつけやすいことからも高得点を狙えるでしょう。
SUN/星野源
適度にアップテンポで、リズムに乗りやすい曲です。同じフレーズが出てくるため、一度覚えてしまえば非常に歌いやすいでしょう。
道/EXILE
ゆっくりめのテンポでリズムが一定という特徴があります。声が高めの男性におすすめです。
点数が出やすい曲~女性編~
カラオケで点数を伸ばしたい女性におすすめの曲は、以下のとおりです。
- プラネタリウム/大塚愛
- ORION/中島美嘉
- キューティーハニー/倖田來未
- ハナミズキ/一青窈
- マリーゴールド/あいみょん
一つずつ見ていきましょう。
プラネタリウム/大塚愛
音域は広めですが、音の上下が少なくスローテンポな曲です。早口になるところがあるため、息継ぎに注意して歌いましょう。
ORION/中島美嘉
ゆっくりなテンポで音程も高すぎず、シンプルな曲調の1曲です。歌詞に感情を乗せて豊かに歌いましょう。
キューティーハニー/倖田來未
ハスキーな声の女性におすすめしたい曲です。テンポが速くて音程の上下も比較的激しいものの、抑揚がつけやすいので十分高得点を目指せるでしょう。
ハナミズキ/一青窈
ゆったりとした曲調で、ロングトーンが多いのが特徴です。ビブラートが出せれば、点数が伸びやすいでしょう。
マリーゴールド/あいみょん
サビの盛り上がりがあり、友達と一緒でも歌いやすい1曲です。リズムさえつかめれば、音程の変化が少ないので歌いやすいでしょう。
カラオケで高得点を出すための練習方法
カラオケで高得点を出すためには、以下のような練習方法が有効です。
- 曲をよく聞いて覚える
- ガイドメロディーを使って練習する
- 腹式呼吸をマスターする
- 同じ曲を繰り返し練習する
- 自分の歌声を録音して聞く
- 後半で声量が小さくならないようにスタミナをつける
- ロングトーンやビブラートなどのテクニックを身につける
基本的なことも多いですが、高得点を狙うなら基本がしっかりとできていなければなりません。
カラオケの採点項目は機種によって異なりますが、一般的には音程・リズム・安定性・ビブラート・しゃくり・フォール・こぶしなどがあります。これらの項目でバランスよく評価を上げることが、カラオケで高得点を出す秘訣だといえるでしょう。
カラオケの点数が伸びないときはボイトレ教室もおすすめ
カラオケの採点の基準は、「音程」「表現力」「安定感」の3つです。これらを意識すれば、高得点を目指せます。また、点数を伸ばすためには、自分に合った曲を選ぶことも重要です。今回おすすめした曲を参考に、ぜひ練習してみましょう。
しかし、いろいろと実践しても、自分一人で点数を伸ばすのは難しいこともあるでしょう。そのようなときは、ボイトレ教室を検討してみるのも一つの方法です。ボイトレ教室では、プロの講師が発声の基礎から歌唱のテクニックまで専門的に指導してくれます。
個別にアドバイスをもらうことで、自分の声質や特徴に合った歌い方を身につけられます。また、呼吸法や発声法を正しく学べば、声量のコントロールなども向上でき、カラオケでの高得点につなげられるでしょう。
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