ベースの練習におすすめの場所3スポットを詳しく紹介
ベース初心者入門
2021/06/20
ベースを上手く弾けるようになるには毎日の練習が欠かせません。
基礎をしっかり練習したい、憧れのバンドの曲をコピーしたい、ライブに向けて本格的に技術を磨きたいといったとき、どんな場所で練習すればいいのかについて解説します。
練習場所がなくて思うように練習できないとお悩みの方はぜひ参考にしてください。
ベースの練習におすすめの場所3つ
ベースの練習場所として最適なところを3つ紹介します。
自宅や自宅付近にこれらの施設がないか探してみましょう。
自宅
ベースの練習場所の中でももっとも気軽なのが自宅です。
部屋の中ならいつでも思い立ったときにすぐ練習ができます。
自宅で練習する際のデメリットとしては、大きな音を出せないという点があります。
騒音が気になるアパートや深夜帯は、アンプで音を鳴らして練習はできません。
ヘッドフォンにつなげるアンプを持っていればヘッドフォンで音を出して練習ができます。
自宅で練習する場合は個人練習が限界です。他のバンドメンバーと合わせたり一緒に練習したりはできないと思っておきましょう。
音楽スタジオ
ベースの練習場所としてもっともおすすめなのが音楽スタジオです。
楽器の練習、バンドの練習をするために作られた施設なので、好きなだけ音を鳴らして練習ができます。
機材もほとんど揃っているので、楽器だけ持っていけば練習ができるというのは魅力的です。
欲しいけどなかなか購入できないアンプやマイクなど、使ってみたい機材を試すこともできるでしょう。
個人練習だけでなくバンドと一緒に練習できる、レコーディングもできるというのも音楽スタジオのメリットです。
カラオケ
防音設備の整っているカラオケもベースの練習には向いています。
カラオケは音楽スタジオよりも低料金で長時間いられることが多いので、こちらも個人の練習場所としては人気があります。
ですが大きな音を出すにはアンプを持ち込む必要があります。
カラオケによっては楽器の練習を禁止しているところもありますので、事前に確認しておきましょう。
ベースをスタジオで練習するメリット・デメリット
ベースの練習場所の中でも一番効率的なのは音楽スタジオですが、どんなメリットがあるのか、またデメリットは何なのかを確認しておきましょう。
スタジオでの練習に関してメリットの方が多いと感じたら、近くのスタジオを一度利用してみましょう。
機材が一式揃っている
音楽スタジオの一番のメリットは機材が一式揃っているという点です。
アンプ、シールド、マイク、その他、ベースを演奏する上で欠かせないものをすべてレンタルできます。
ベース初心者はまだ持っている機材が少ないことも多く、このような場所で機材をレンタルして演奏できるのは大きなメリットです。
実際に機材の扱い方を実践の中で学べるのも魅力の一つです。
スタジオで機材の扱い方に慣れておけば、ライブハウスなどの本番のときに使い方がわからず準備に時間がかかってしまうというトラブルを防げます。
好きなだけ音を出せる
スタジオでは大きな音を出して練習できるのもメリットの一つです。
自宅では、一軒家であってもガレージであっても、やはり騒音が気になり思うように音を出せません。
カラオケでもスタジオほど大音量で練習はできません。
スタジオなら他にも同じようにベースの練習やバンドの練習をしている人ばかりで、防音設備も整っているため好きなだけ音を鳴らして練習できます。
ライブ本番のような臨場感を楽しみたい、実際にバンドメンバーと音を合わせて調整したいというときにもスタジオはぴったりです。
個人練習もバンド練習もできる
自宅やカラオケでの練習では、部屋が狭いとメンバーを呼んで練習ができません。
楽器が増えるとその分騒音も気になります。
ですがスタジオならメンバーと集まってバンド練習ができます。
実際に音を合わせたり意見を交換したりアドバイスを出し合ったり、有意義な時間を過ごせます。
もちろんスタジオでは個人練習もできます。
一人用の狭い部屋や安い部屋を借りられるスタジオもあります。
自宅での練習は物足りない、本番前に音を調整したいという場合はスタジオを利用しましょう。
毎日通うには費用が高額…
スタジオのデメリットとして、その費用があります。
スタジオの防音設備や機材などは高額であり、その分使用料もカラオケなどに比べると高額です。
毎日練習したい、毎週メンバーと練習したいという場合には、出費がかなりかさんでしまいます。
週末は料金が高くなる、設備の整った部屋が埋まってしまうなどの問題もあります。
個人練習割引、深夜割引、会員割引などさまざまな割引サービスをおこなっているスタジオもありますが、やはり頻繁に利用するには費用がネックとなります。
ベースの練習場所を探すときに注意すること
ベースの練習場所を探すときに注意してほしいポイントを紹介します。
上記で紹介した以外にも練習場所は確保できますが、他の人に迷惑がかからない場所を選ばなければなりません。
マナーや一般常識を守り、練習を重ねましょう。
騒音に注意する
練習場所を探すときにまず注意したいのが騒音です。
自宅で練習する場合、音は自分が思っているよりも響いています。
一軒家だから、ガレージだからと油断せず、アンプで音を出すのは最低限に留めておきましょう。
練習場所として公園や河原などを選ぶ方もいますが、この場合も騒音に注意してください。
住宅が少ない、多少音を鳴らしていても問題ない時間帯を選びましょう。
楽器の演奏をするのに許可がいるエリアなどもありますので、あとからトラブルにならないよう気を付けてください。
レンタルしたものは大切に扱う
スタジオではさまざまな機材をレンタルできます。
その機材は他の人も使うものであり、また他の人が大切に使ってきたから今自分も使えるのです。
そのことをきちんと理解して、機材はくれぐれも大切に扱うようにしましょう。
機材を壊すと弁償することになるケースもあります。
現実的な場所を探す
音楽スタジオはバンド練習に最適な場所ですが、費用が高額になってしまいます。
また、近所にスタジオがない場合は遠くのスタジオまで出かけなければならず、時間もお金もかかります。
スタジオ設備は、最新であればあるほど、本格的であればあるほど使いやすいですが、その分使用料も高くなります。
設備が整っているスタジオで練習したい気持ちを優先すると、交通費や使用料で出費が増えて結果的に通えなくなってしまいます。
スタジオを利用する際は、現実的な料金、距離、妥協できる最低限の設備が整っているかを確認しましょう。
自分にぴったりのベースの練習場所を探そう
ベースの練習場所としておすすめの場所と、スタジオを利用するメリット、デメリットなどを紹介しました。
ベースは自宅、スタジオ、カラオケなどで練習できますが、それぞれに違いがあります。
基礎練習などは自宅で、本番前の練習やバンドの練習がしたいときはスタジオで、と賢く効率的に使い分けましょう。